業務用消臭剤ミラクリーンを使った、基本的な室内の消臭方法についてご説明します。
こんな部屋の臭いを消臭します
ミラクリーンシリーズは業務用の消臭剤として、どうしても消せない臭いを消臭する現場で使われています。
- 火災現場(焦げた臭い)
- 孤独死の現場(腐敗臭)
- 猫や犬など動物を飼っていた部屋
- 喫煙室だった部屋
- 在宅介護をしている部屋
- カビ臭い部屋・・・など
業務用消臭剤の違い
家庭用消臭剤は部屋のニオイが戻る
家庭用の消臭剤は、一時的に臭いを閉じ込めても、消臭剤が乾くと臭いが戻ってしまいます。
業務用消臭剤は部屋のニオイを消し続ける
業務用消臭剤ミラクリーンRは、消臭成分が壁にとどまり、そこに触れた臭いが臭わない状態に変化します。ですから部屋の臭いを消し続けます。
部屋の臭いの消臭法
1.臭いを元を取り除く
部屋の臭いを消すには、まず臭いの原因を特定し、臭いの元となるものを取り除きましょう。
部屋の臭いの主な原因は、排水溝からわき出る臭い、部屋の壁、天井、家具などにしみ付いた臭いなどです。
排水口の臭いを消臭するには菌環境を整える
排水口から臭いが出ている場合、配管の中にゴミや汚れがたまり、それをエサにする細菌が悪臭を発生しています。
しかし、一般的な排水溝の洗浄剤は、塩素などで消毒して殺菌しますが、それでは一時的な対処にしかなりません。
排水口からの臭いを継続的に抑えるには、配管の菌環境を整えることが効果的です。
つまり有用微生物を配管の中に定着させることで、臭いの原因となる汚れや雑菌を分解・消化することができます。
ハーパーベンソンの微生物製剤「ミラクリーンBio(ビオ)」は排水口から週1回流し入れることで、配管の菌環境を整え、臭いの出ない配管に変えていきます。
臭いが強い場合は内装を取り除く
タバコの臭い、動物の臭いなどが部屋中に染みついている場合は、壁紙(クロス)を張り替えましょう。
また、人が住めないほどの臭いであれば、壁や床も全て取り壊してスケルトン(骨組み)だけの状態にするのが理想です。
ゴミ屋敷や事故物件の消臭施工をする場合は、出来る限り内装を取り除きましょう。
内装を取り除けない場合は汚れを落とす
壁紙(クロス)を張り替えられない場合は、洗剤で壁の汚れを落としましょう。
おすすめの洗剤は「クリーンシュシュ」 (※他社の商品です)クリーンシュシュは水から生まれたアルカリ電解水の洗剤です。
タバコのヤニや油汚れに対する洗浄力が素晴らしく、すすぎや二度拭きが不要で、壁紙、プラスチック製品、布製品、金属製品等に幅広く使えます。
2.消臭剤で部屋の臭いを取り除く
臭いのもとを取り除いても、まだ部屋に臭いが残っている場合は、業務用消臭剤ミラクリーンRの出番です。
- 業務用の消臭剤として長年の実績
- 壁にスプレーして臭いを消し続ける
- 香りはゼロ
- 口に入っても問題ない安全性
ミラクリーンRは、空間に散布する消臭剤ではありません。
壁やカーテンに噴霧して、部屋に消臭機能を持たせる消臭剤です。
壁やカーテンに向かって、細かい霧がまんべんなくふりかかるように、少し離れた位置から噴霧します。
また、なるべく広い範囲にスプレーしたほうが効果が出やすいです。
ミラクリーンRの使用量
臭いの程度によって、消臭剤の使用量は異なります。
- 日常、生活している部屋の場合、壁1㎡あたり1ml程度、毎月1回
- 居住が困難なほど不快な臭いの場合、壁1㎡あたり20ml程度
ミラクリーンシリーズは、サイズの違う2種類のスプレーがあります。
使用時の注意事項
ミラクリーンRは、乾燥後、消臭成分が白い結晶になってその場に残ります。
この結晶が臭いを消すのですが、フローリングや、金属、ガラスなどに噴霧すると、結晶が目立つ場合があります。
結晶は、濡れた雑巾で拭き取れますが、拭きとってしまうと消臭効果も無くなります。
3.ソファなどの布製品にもスプレー
部屋のニオイは、家具にも染み込んでいます。
特にソファ、カーペット、ベッドなどの布製品は臭いが染み込みやすいので、ミラクリーンRを噴霧して下さい。
消臭と同時に、カビ予防や、ダニの予防効果もあります。
4.空気を入れ替える
消臭の基本は、空気を入れ替えることです。
また、ミラクリーンRは乾燥したあと効果を発揮するので、噴霧後はよく換気して下さい。
また、ミラクリーンRを噴霧した直後は湿度が上がるため、蓄積されていた臭いを強く感じる場合がありますので、空気の入れ替えは重要です。
換気の悪い部屋の場合は、扇風機やサーキュレーターで数時間、風を送って空気を循環させると効果的です。
5.1~2週間待つ
ミラクリーンRは、乾燥後に残った結晶が、部屋の臭いをじわじわと消します。
壁や天井からじわじわと臭いが放出されるのに対抗して、ミラクリーンRも臭いを消し続けます。
臭いが消えるかどうかは、【臭いが発生する量】 と 【臭いを消す量】 のどちらが多いかで決まります。
換気をしながら1週間待って下さい。
1週間後、臭いが軽減していれば、その後も臭いは減っていくでしょう。臭いがほとんど変わらない場合は、もう一度、スプレーしてみてください。
6.1か月に1回噴霧
一度消えた臭いは、ほとんど戻ることはありません。
ただし、日常生活で新しい臭いが発生する場合は、1か月に1回程度噴霧すると効果的です。