防カビ実験の写真
この写真は、ご飯をラップに包んで1か月放置したものです。
左は、室内に放置していたもの。
右は、安心シートの上に置いていたものです。
安心シートの上のご飯には、カビが生えていません。
ここで、大事なポイントは
- シートの上に置いただけ
- ご飯はラップに包んでいる
という点です。
周囲の空間を防カビする
しかし、上のご飯の防カビ実験は、シートにカビが生えていないのではなく、ご飯にカビが生えていないのです。
下の写真は、「黒コウジカビ」と「アオカビ」の防カビ実験の写真です。
財団法人日本食品分析センターで試験していただきました。
これは、ハロー試験という試験方法です。
シャーレの真ん中に、安心シートと同じ成分の乾燥した布を置いています。
シャーレの中で、カビを培養しているのですが、なぜか、布の周りにはカビが生えません。
布自体にカビが生えないだけでなく布の周囲のカビも抑えているのです。
このほか、クラドスポリウム属カビ、カンジダ属カビ、白癬菌(水虫菌)など、他のカビ(真菌)に対する効果が認められています。
防カビのメカニズム
空気中には、カビの胞子がたくさん浮遊していますが、胞子は目に見えません。
しかし胞子が成長すると目に見えるカビになります。
安心シートの表面には、成分のミネラルイオンが付着しています。
空気中を漂う胞子が安心シートに触れた時、ミネラルイオンの影響で、胞子の表面の電気的性質をわずかに変えて、カビの代謝を阻害し、胞子は栄養摂取しにくい状態になる考えられています。
栄養を摂取できなくなった胞子は成長できないので、カビが生えにくくなるのです。
「防カビ加工済み」シートとは違う
ホームセンターに行くと、安心シートと同じような防虫シートや消臭シートが売られています。
それらの中にはよく
「防カビ加工済み」とか
「抗菌加工済み」と
書かれている商品もあります。
それはあくまで、「シートに生えるカビを予防する」という意味なので、押入れに敷いて押入れにカビが生えるのを防ぐのは不可能です。
こんな場所を防カビ
安心シートは、敷くだけでカビの繁殖を防いでくれます。
など場所を問わず、様々な場所にお使いいただけます。