セルアシストは、生鮮品の鮮度劣化を抑えるための「鮮度保持シート」です。 野菜・果物・きのこ類などの運搬時、保存時に、下に敷くことで、下記の作用で鮮度劣化を最小限に抑えます。
鮮度劣化の要因をストップ
カビ・細菌の抑制
セルアシストは、細菌やカビなどが繁殖しにくい環境を作ります。 細菌などのバクテリアが食品に付着し繁殖することを抑止します。
エチレンガスによる老化
食品は、エチレンガスなどを放出しながら、吸収することで老化が進行します。 セルアシストは、エチレンガスの影響を低減することで、老化の進行を抑えます。
鮮度保持テスト結果
こちらは、セルアシストを使用した場合の鮮度保持テストの写真です。
しいたけ | キャベツ | 巨峰 |
常温保存9日後 |
常温保存4日後 |
常温保存5日後 軸枯れ、脱粒を防ぎます。 |
大葉 | れんこん | みつば |
冷蔵保存9後 |
常温保存5日後 |
常温保存9日後 |
鮮度保持のメカニズムについて
セルアシストは、通常の鮮度保持剤と少し異なる視点で、生鮮品の鮮度を保持します。 詳しくは企業秘密なのですが、こちらにハーパーベンソンの鮮度保持の考え方について説明しています。
鮮度保持 採用実績
- マツタケの輸送時の劣化防止
- さつまいものカビ予防
- マスカットの輸送時の劣化防止
- マンゴーの鮮度保持
- 栗のカビ予防
- さくらんぼの輸送時ロス軽減
- アメリカンチェリーの鮮度保持
- エシャレットの保管時の鮮度保持
- 水菜の鮮度保持、ロス軽減
- みかんのカビ予防
- にんにくの鮮度保持
セルアシストの商品形態
鮮度保持剤セルアシストは、紙に鮮度保持成分を塗布しています。
通常は、「片ツヤ晒クラフト紙70g」のザラザラ面に成分を塗布しています。
裏のツヤ面にはコピー機やオンデマンド印刷による印刷も可能ですので、鮮度保持効果を持った取扱説明書として同梱することも可能です。
セルアシストの使い方について
セルアシストは、主に輸送時の鮮度劣化を防ぐために使用されている鮮度保持シートです。 ダンボールや木製の箱の、底の部分に敷く、または青果物の上にかぶさるように敷いて使います。
上と下に1枚ずつ、青果物を挟むように入れたり、青果物を包むと、より高い鮮度保持効果を発揮します。 シートから溶出する物質はありませんので、野菜などに直接触れても問題ありません。
セルアシストの鮮度保持効果について
効力有効期間は約3年間ですが、使用時に水分を吸収すると効果がなくなりますので、基本的には1回使用したら処分してください。 次のような条件化では効力を発揮できない場合があります。
- 収穫後、生産者が湿度調整を行なったり、収穫日の気象条件の差異により植物細胞にダメージがある場合
- 予冷品を常温下に長時間放置するなど、急激な温度変化により細胞がダメージを受けているような場合
- 輸入食品など薬剤使用により細胞が死んでいる場合
- 収穫後、市場への出荷が遅れて出された生産物の場合 など
鮮度保持材セルアシストの購入について
業務用途で採用を検討される場合は、産物の生育条件や輸送条件などにより、効果が発揮できない場合もございますので、適正な実験を行って下さい。
試験用サンプルは、弊社ネット通販でご購入いただけます。
※大量ロットでご購入される場合は直接ご連絡下さい。