汚物(吐瀉物、排泄物など)を処理する際に必要なツールをコンパクトにまとめたキットです。
嘔吐処理キットの特徴
- コンパクト…収納しやすいハガキサイズ
- わかりやすい…ひと目で分かるマニュアル
- 低価格…従来品の約半額の低価格
- 除菌もOK…タブレットタイプの塩素剤付き(塩素剤入りタイプのみ)
嘔吐処理キット開発の背景
ノロウイルスの感染予防の観点から、業務用衛生用品メーカー各社が嘔吐物の処理キットを販売していますが、大きくて収納場所に困るものや、1回分の単価が1,000円以上の高価なものがほとんどです。
ハーパーベンソンは、吐瀉物処理剤「サットクリーン」を15年以上販売してきた老舗メーカーです。
教育機関、医療機関、交通機関、飲食チェーンなど幅広い業種の顧客にヒアリングを行ない、国内市場で※業界最小、※業界最低価格の商品を開発しました。
※2016年現在、吐瀉物処理剤、除菌剤を同梱する吐瀉物処理キットとして(当社調べ)
セットの内容
手袋 | マスク |
吐瀉物処理剤(サットクリーン) | 塩素剤(タブレットハイター) |
厚紙 | ポリ袋 |
嘔吐処理キットの使い方
1.マスク手袋を装着します | 2.吐物に、処理剤をまんべんなくふりかけます |
3.500mlペットボトルに塩素剤を入れ、 水に溶かし除菌液を作ります |
4.除菌液を吐物にふりかけます |
5.厚紙で吐物を集めます | 6.ポリ袋に吐物を入れ、除菌液をかけます |
7.残りの除菌液を約5倍に薄めます | 8.床を消毒します |
9.使用したものを全てポリ袋に入れます | 10.袋の口をしっかり縛り 他の袋に入れて廃棄します |
商品情報
除菌剤に「次亜塩素酸ナトリウム」を使わない理由
厚生労働省の作成による「ノロウイルスに関するQ&A」では、吐物を処理する際の注意事項として、次亜塩素酸ナトリウムを使用するよう、次のように指導されています。
1.吐物や、ふき取りに使用した廃棄物は、塩素濃度1000ppmの次亜塩素酸ナトリウムに浸して廃棄する。
2.拭きとった後の床は、塩素濃度200ppmの次亜塩素酸ナトリウムで浸して水拭きする。
つまり、次亜塩素酸ナトリウム以外の、アルコールや二酸化塩素などはノロウイルスの除菌に適していません。
一方「ノロウイルスに関するQ&A」で、参考文献として紹介されている、国立医薬品食品衛生研究所の「ノロウイルスの不活化条件に関する調査(平成21年度報告書)」によると、5000ppmジクロロイソシアヌル酸ナトリウムが、1000ppm次亜塩素酸ナトリウムと、同等のノロウイルス不活化作用があるとされています。
従いまして、弊社では、液体の次亜塩素酸ナトリウムと比較して、保存性に優れて、液ハネ等のトラブルの少ない、ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム製剤である「タブレットハイター」をノロウイルス感染予防用除菌剤として採用しております。
嘔吐物処理剤のラインナップ
コンパクト嘔吐処理キット | 1キット 730円+税10キット 6,880円+税 |
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吐瀉物処理剤サットクリーン | ||
業務用100g袋入り | 業務用500gボトル | 高吸水タイプ130g |
約4回分 1,100円+税 |
約20回分 2,800円+税 |
約10回分 2,200円+税 |