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ノロウイルス感染を防ぐ吐瀉物(嘔吐)処理方法

 ここでは、ノロウイルス食中毒および感染症の二次感染を最小限に食い止めるために、吐瀉物(嘔吐)をより安全に正しく処理する方法を説明しています。

 飲食店・宿泊施設・学校・病院その他の公共施設の皆さんのお役に立てれば幸いです。

※このページは、吐瀉物(嘔吐)処理剤「サットクリーン」の製造開発メーカー「ハーパーベンソン株式会社」が、専門家のアドバイスをいただきながら、編集しています。

 

 

ノロウイルスについて

ノロウイルス感染の症状

 ノロウイルスによる感染症は、「感染性胃腸炎」のひとつで、よく「おなかに来る風邪」などと言われる症状になります。

 具体的には、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛などを起こし、発熱は軽度です。

 これらの症状は、通常1~2日で治り、後遺症もありません。

 また、抵抗力の弱い子供や老人が発症する場合が多いようで、感染しても発症しない場合や軽い風邪のような症状の場合もあります。

ノロウイルスの感染経路

ノロウイルスは、ほとんどの場合、口から入って感染します。(経口感染)

大変感染力が強く、少量のウイルスが口に入っただけで感染し、体内で爆発的に増殖します。

その経路は次のようなものがあります。

  1. 汚染された貝類を、生あるいは十分に加熱調理しないで食べた場合。
  2. 料理を作る人が感染していた場合
  3. 患者の、嘔吐・ふん便から二次感染した場合 ←注意
  4. 患者と接触してヒトからヒトへ直接感染した場合
  5. 汚染された井戸水などを飲んだ場合

吐瀉物(嘔吐)を正しく処理して集団感染を防ぐ

 上記の感染経路の中でも、特に注意が必要なのが、吐瀉物(嘔吐)からの二次感染です。

 ホテルや学校などで集団感染の主な原因として、多くの事例が報告されています。

(豊島区ホームページより)

 

吐瀉物(嘔吐)には大量のノロウイルスが

 ノロウイルスが感染・増殖する部位は小腸と考えられており、吐ぶつの中には大量のウイルスが存在しています。

 また、乾燥すると空中に漂い、これが口に入って感染することがあります。

 ですから、迅速に、安全に吐瀉物(嘔吐)を処理することは、二次感染の予防のために大変重要なことだといわれています。

 

粉末の吐瀉物(嘔吐)処理剤でより安全に

 ホテル・飲食店・駅・学校などでは、サットクリーンのような専用の処理剤を使っている場合も多いと思いますが、厚生労働省などの情報には、このような高分子吸収剤を用いた処理方法が記載されていません(2007年10月20日現在)

 そこで、弊社では、専門家の指導を受け、処理剤の使用方法についてまとめました。

 

なぜサットクリーンを使うのか

危険なものは固めるのが常識

 固形化(固めること)は、危険物や毒物を安全に処理する方法としてごく一般的なものです。

広がる前に素早く対処

 ぞうきんやキッチンペーパーよりも素早く吸水し、広範囲にウイルスが拡散するのを防ぎます。

床に残る量を最小限に

 一般の処理剤と違い、床にベトベトと残りにくいので、ふき取った後の処理も簡単です。

臭いも消せる

 業務用消臭剤ミラクリーンの強力な消臭成分を含んでいますので、臭いを残しません。

 

吐瀉物(嘔吐)処理の手順

1.見つけたら子供や高齢者は退避

 吐瀉物(嘔吐)に近づくだけで、空中を浮遊するウイルスを吸い込んで感染する恐れがあります。

 冬季に吐物や下痢便を発見した場合、できる限り子どもや高齢者の方を遠ざけて、ある程度抵抗力のある大人の方が処理を行ってください。

2.マスクと手袋とエプロン

 処理するときに衣服や手に吐ぶつが付着すると、そこから感染する恐れがあります。

 また、浮遊するウイルスを吸い込む恐れがありますので必ず使い捨てのマスクと、なるべく丈夫なビニール手袋を着用してください。

 使用したものは必ず捨ててください。

3.サットクリーンを少量かける

吐瀉物(嘔吐)の量にもよりますが、

 ・高機能タイプは10g程度 (レンゲ1杯分くらい)

 ・業務用タイプは20g程度 (おちょこ1杯分くらい)

 ほどふりかけて下さい。かなり少なく感じると思いますが、まんべんなくかければ、この量で十分です。 

  注意 処理剤を大量にかけすぎると、粉末が風にのって飛散し、ウイルスを拡散する恐れがありますので、ご注意ください。

4.すばやく静かにふき取る

 使い捨ての布、ペーパータオルなどを上からかぶせて、飛散しないようにします。

 外側から内側に向けて素早く静かに拭い取ります。

 このとき、布の同じ面を何度も使ってふき取ると、床にウイルスをこすり付けて汚染を広げることになりますので、折りたたみながらふき取ってください。

 注意 処理に時間をかけると吐ぶつが乾燥して、ウイルスが飛散する恐れがありますので、処理は、素早く行ってください。

5.使ったものはビニールに入れて捨てる

 使用した布やペーパータオルはビニール袋に入れて処分してください。

 ビニール袋にハイターなどの家庭用塩素系漂白剤を薄めた0.1%次亜塩素酸ナトリウムをしみこむ程度に入れて消毒すると、より安全に処理できます。

0.1%次亜塩素酸ナトリウムの作り方

花王キッチンハイター(濃度5%)の場合、50倍に薄めてください。 500mlペットボトルを使う場合、キャップ1杯分(約5ml)の原液をペットボトル半分(250ml)の水で薄めると作れます

6.床を消毒またはスチームアイロンで熱処理

 嘔吐をふき取った後の床と、その周囲にペーパータオルなどをかぶせ、0.1%次亜塩素酸ナトリウムをしみこませてふき取ります。

 ただし、塩素系漂白剤は有害な塩素ガスを発生しますし、漂白作用がありますので、カーペットなどでは色落ちしてしまうので使用できません。

 また、 エタノールなどを使ったアルコール系除菌剤は、殺菌力が弱く、すぐに揮発してしまうので、ノロウイルスの失活化には効果が期待できません。

 そこで、塩素系漂白剤を使えない場合は、スチームアイロンを使ってください。高温のスチームを同じ場所に1分程度あてれば、ノロウイルスの感染性はなくなります。

7.手袋、マスクを捨てて、しっかり手洗い

 使用した手袋・マスクなども、使った布などと同じようにビニール袋に入れて処分します。

 手袋をはずした後は、石けんを十分泡立てよくあらい、温水でしっかりすすいでください。

 石けん自体はノロウイルスを直接失活化する効果はありませんが、手の脂肪などの汚れを落とすことにより、ウイルスを手指からはがれやすくする効果があります。

 

商品のラインナップ

サットクリーンには「高機能タイプ」と「業務用タイプ」がございます。

吸水性能は、「高機能タイプ」の方が高いです。

サットクリーン高機能

サットクリーン業務用タイプ



情報リンク集

厚生労働省 食中毒・食品監視関連情報 最新情報はここ

厚生労働省 ノロウイルスに関するQ&A(HTML版) 必読!

ノロウイルスに関する基本的な知識をQ&A形式でまとめてあります。

Q&AのPDF版はこちらです

国立感染症研究所 感染症情報センター

感染症情報の収集、解析、その情報の国民への提供などを行っている機関です。

ノロウイルスとは(Wikipedia)

インターネットのフリー百科事典Wikipedia(ウィキペディア)の情報です。

※合法性、正確性、安全性等、いかなる保証もされませんのでご参考までに。

お問合せ先

ノロウイルス集団感染の疑いがある場合は、医師に相談の上、最寄りの保健所に連絡しましょう

全国保健所一覧

各都道府県からの情報

都道府県ごとに住民の皆さんへ情報を提供しています。

北海道立衛生研究所

青森県環境保健センター

秋田県学術国際部 健康環境センター

岩手県 保健福祉部保健衛生課からの情報

山形県 感染性胃腸炎に注意しましょう

福島県 食品安全グループ

いばらき食の安全情報 食中毒予防カレンダー

栃木県 冬の食中毒情報

群馬県 感染症情報

埼玉県 衛生研究所

千葉県 感染症対策室

東京都 健康安全研究センター疫学情報室 くわしい!

東京都 福祉保健局 安全室 対応マニュアルあり

神奈川県 衛生研究所感染症情報センター くわしい!

山梨県 衛生薬務課 気をつけよう リーフレットあり

にいがた 食の安全インフォメーション

長野県 健康づくり支援課

岐阜県 健康ナビ

福井県 健康福祉部健康増進課

富山県 富山県感染症情報センター

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